パパになっためいじんのテニス・育児日記 パパになっためいじんが最強の子連れ狼を目指してテニス・育児に奮闘するテニスブログ。

僕のテニスコーチ生活も残り10日になりました。

今日はレッスン終了後に前に教えていたJr.の女の子達と話しました。

女の子達は「なんでやめちゃうの？」とか「やめないで」とか言ってくれて自分が頑張って伝えてきたことは間違っていなかったのかなと思います。

今まで10年ちょっとコーチをやっていますが、本格的なJr.育成に携わったことはありません。
それが唯一の心残りといえば心残りです。

でも自分はテニスの楽しさを子供達に伝えるというのもコーチの大事な仕事だと思って誇りを持ってやってきました。

小学校低学年の子にはテニスというより、ここにまたきたい、この曜日のテニスの時間は楽しいものなんだということを。

小学校高学年の子にはテニスの駆け引きや醍醐味を伝え、自らの意志でテニスをやりたい！と思わせるように頑張ってきました。

コーチの仕事は上からものを教えるのではなく子供達をやる気にさせ、自ら考え工夫し挑戦させて行くことだと思っています。

偉そうなことを言ってどれだけできたかわかりません。
楽しくと言っても、一生懸命やらない子、ボールを拾わない子、危ないことをしてしまう子には容赦なく怒ってきたので、僕のことが嫌いな子もいただろうし、それでやめてしまった子もいるかもしれません。

頭ごなしに叱るのではなく、何故いけないのかしっかり説明しました。

自分が小学生の頃は言い訳ばかりの本当にダメな子でした。
中学の部活の先生に本気で怒られて変わった気がします。

あの頃は本当に恐かったけど、今は本気で怒るのはエネルギーもいるし、自分は変われたので感謝しているし、愛情もあったのだと感じています。

だから自分も本気で怒ってきました。

それでも僕を慕ってくれているJr.を残してコーチをやめるのは本当に申し訳ないと思ってます。

ただ、テニスを本当に好きになってくれていれば、僕はずっとテニスを続けるので、どこかできっと再会できる日がくると思います。

その日を楽しみにテニスに新しい仕事に、子供達に胸を張って会えるように頑張りたいと思います。